6月4日 日曜日 (曇り)

夜中までパソコンと格闘していたのだが、割りと朝早く目が覚める。もう身体はジイサンということなのか?
キヤノンプロサービスの会員証をなくしてしまった。厳密に言うと、自分の知らない間に自分の知らないところにカードが勝手にいってしまった。恐らく足か何か生えていたのだろう。今度は足が生えてなく勝手なところにいかないカードを作ってもらうため、申し込み用紙に機材の再登録を行なう。レンズは下は16mmから上は600mmまで、計15本もあった。製造番号をそれぞれ書かなくてはいけないので、意外と大変だった。
残りの時間もHPの更新。おかげで結構はかどった。






6月5日 月曜日 (曇り)

新企画の取材のため、この日もいろいろな会社に取材申請を行なう。横浜市交通局、津軽鉄道、鉄道総研・・・  大体どこも取材はOKだが、世の中こんな天気なので取材自体は梅雨明けからとなる。そんな中、横浜市交通局の取材は来週に決まった。横浜市では現在横浜環状鉄道という地下鉄の工事を行なっており、今回はその工事の様子を撮影させてもらえることになった。
一方クボタはというと、朝からずっと取材費の清算をしている。そんなの家でやってこいと言うが、聞く耳はナシ。こんなに事務所で仕事をしない社員も珍しい。そんな社員を雇っている会社も珍しいが・・・






6月6日 火曜日 (曇り)

この夏に新しい絵本を出すことが決まった。いわゆる図鑑タッチの絵本だが、ちょっと写真の見せ方を工夫する。今日はこの絵本用の写真をセレクトする。ふと思い起こしてみると、ここ2〜3年のうちに随分と絵本を出したものだ。成美堂出版からは「新幹線」・「特急」・「大阪の電車」・「東京の電車」・「のりもの」・「はたらくくるま」・・・ 茜書房から「ロマンスカーVSE」・「カシオペア」などなど。秋までに今セレクトしているものとは別にもう1冊出す予定だ。
成美堂のほうは写真を撮影しているだけではなく、文章も書き、監修もしている。その分大変だが、やりがいはある。絵本の詳細を発表できる時期にきましたら告知しますので、お子さんをお持ちの方、是非お楽しみに!






6月7日 水曜日 (晴れのち雨ときどき曇り)

めずらしく朝から晴れている。今日は次世代新幹線N700系の試運転日。小田原駅へ撮影にやってきた。反対の上りホームからとりあえず2台のカメラで撮影する。事前に上りホームに退避列車がいないことは確認していたのだが、N700の姿が見えたとき、轟音をあげて上り列車が通過していった。あと10秒違っていたら、目の前ですれ違ってしまって撮影できなかっただろう。危ない危ない。
しかしこのN700系は、かなりへんてこな形をしている。お世辞にもカッコいいとは言えないこの新幹線は、どうも写欲が湧いてこない。空力や音の問題を考えると、どうしてもこんな形になってしまうのだろうか?
東京に戻り駅から事務所に行こうとすると、突然の豪雨。慌ててマツモトに駅まで傘を持ってきてもらう。が、その雨もつかの間。事務所に着くと、雨は止んで晴れ間が出てきた。一番雨がひどいときに重いカメラバックとレンズを持って歩いていたわけだ。さすが雨男。マツモトと共に我ながら感心する。






6月8日 木曜日 (曇り)

子供用絵本の撮影リストを作成する。事務所にない写真は当然撮らなければならないのだが、締め切りが来月早々だ。この梅雨の時期に撮影するとなると、青空が望めないのでかなりきつい。
昨年撮影した九州の写真の整理をマツモトがやっている。どこで撮影したのか、それぞれの写真について区間を教える。こんな感じで1日が過ぎた。今日は比較的暇だった。
夜は神楽坂「Y」へ飲みにいく。久しぶりに某JTBの編集者の人たちと会った。みんな最初はヒラ編集者だったのだが、今は編集長になったり本社に栄転になったりと、着々と出世している。果たして僕はこの先レイルマンフォトオフィスで出世できるのだろうか? いや、できはしまい(倒置法)。






6月9日 金曜日 (曇り)

昨日は飲みすぎたせいか、出社が午後3時。重役出勤どころの話ではない。ま、社長だから許してください、マツモトさん。
夕方JRRのS氏より電話が入り、近所のスタバで鉄道企画の打ち合わせをする。そのまま新橋へ流れ込み、果ては門前仲町へ。
こんなことをしてていいのだろうか。ふと考えてみると、今日はろくに仕事もしていない。まさに、鉄道カメラマン界の〜、ダメ人間や〜(彦麻呂風に)。
門仲で飲んで歌って騒いでいると、ふと気がついた。買ったばかりのミニデジの裏蓋がなくなっている。店のどこかに落としたらしい。はやくもバチが当たった。






6月10日 土曜日 (晴れのち曇り)

朝起きてみると、快晴だ。梅雨時にこんな日は珍しい。これは撮影するしかないと奮起し、カメラを取りに事務所へ行く。そして首都高環状線から3号渋谷線に乗ってみると、あれれ? なにやら雲行きがとても怪しいではないか。目の前は空一面を雲が覆っており、そこには先ほど見た青空のかけらもなかった。これではダメだと思い、用賀インターで降りて自宅へ帰った。
朝が早かったので、その後はHPの更新を頑張る。
夕方、ホームセンターへ網戸を買いに行く。そう、僕の部屋はクーラーがないからだ。幸い去年は梅雨から真夏の時期にかけて、ずっと西日本や九州で撮影をしていたため家にいることはほとんどなかった。それでも家にいるときは灼熱地獄なので窓を開けていたのだが、そうすると夜などはさまざまな虫が家の中に飛び込んできて大運動会がはじまってしまう。今年はそれを避けるため、とりあえず網戸で虫をブロックだ。