10月1日　日曜日　（雨）

今日は情報誌の取材で湯河原へ。温泉場の撮影だ。中でも足湯のアミューズメントパークとも言うべき「独歩の湯｣が面白かった。あいにくの雨模様だが､日曜日とあって人出はまずまず。家族連れやカップルでかなり賑わっていた。ここは効能が違う9つの足湯があり､ゆっくり思う存分楽しめる。源泉は同じなのになぜ効能が違うのだろうか？と思っていたが､その秘密は浴槽の床にあった。小石が埋め込んであって､それぞれ刺激する足のツボが異なっているのだ。当然僕は「肝目の泉｣に入り､日頃酷使している肝臓をリフレッシュさせた。そのせいか､足湯上りのお酒がヤケに美味かった！？

10月2日　月曜日　（雨）

今日は夕方から忙しかった。絵本の初校の戻しを持って､マツモトと編集プロダクションへ行く。ここで論じること4時間。結構ヘロヘロになる。 その後事務所に戻り､ナカイとデジタルデータの処理についていろいろと議論する。気がつくと夜11時を過ぎていた。こうなるともう家に帰りたくなくなる。フラフラと足は神楽坂へ向かい､いつものコースをたどっていく。 夜も更けすぎてしまったので､事務所で寝ようとする。と､ビックリ！　先に寝ている者がいるではないか。クボタだった。いつもの床と寝袋が占領されていたので､仕方なくソファで寝るハメに･･･

10月3日　火曜日　（曇り）

JRPS（日本鉄道写真作家協会)の総会を今週末に控えているので会計処理をする。口座の残高証明をもらいに銀行へ行く。いつも混んでいるイメージがあるのだが､この日は難なくスムーズに済んだ。 午後からは写真のセレクトに追われる。来年の鉄道カレンダーの仕事をもらうために､プレゼン用の素材を選ぶ。あらゆるポジをひっくり返し､クボタに手伝ってもらいながらの作業となる。風景編､イメージ編など､計4種類のパターンをつくり､200点余りの写真をマツモトに納品してもらった。うまく決まってくれるといいけどな。

10月4日　水曜日　（曇り）

税理士が昼前にやってきた。一緒に食事をする。先の税務署の調査の際にはかなりビビッたが､何事もなくて良かった。悪いことをしていなければ特にビビることもないのだが､やはり何か後ろめたいことがあるからだろうか！？､一時はお酒も喉を通らなかった。 午後からは新企画の件で打ち合わせに行く。自分が企画して進めているだけに､撮影も楽しいしやりがいもある。今まで撮影したものを見せたのち､今後の撮影予定や誌面構成などについて話をする。その後は担当してもらっている編集の人と､初めてのお酒を交わす。

10月5日　木曜日　（曇り）

久々に中央線のラッシュを味わった。いつもは各駅の緩行線を利用しているのだが､ちょっぴり時間に遅れそうなので快速線に飛び乗った。この日もかなりの混雑で､身動きも取れない状況だった。毎日こんな状況で出勤している方々には､ホント敬意を表したいと思った。 JRPSの監査役であるＨさんは､江戸川乱歩の孫にあたる。自宅には高価な鉄道模型が並び､ＳＬの現役時代の写真も多数飾ってある。まとめたＪＲＰＳの会計の資料をＨさんに見てもらい､承認のハンコをもらう。 事務所に行き､絵本用の画像処理。その後は鉄道ダイヤ情報誌に連載している「ＪＲＰＳデジタル写真塾｣の資料を集めるため､秋葉原のヨドバシカメラに行く。この連載はＪＲＰＳの会員が持ち回りで書いている企画なのだが､次回の1月号のページは僕が書くことになった。デジタルで鉄道写真を撮っている人にはかなり役立つ内容にするつもりなので､是非読んで欲しい。

10月6日　金曜日　（大雨）

今日はお好み焼き屋での料理撮影。看板にするための素材用だ。しかし折からの雨で首都高速が大渋滞。仕方なく一般道を走って吉祥寺から江東区の菊川へ向かう。２カットのみの撮影だったが､料理の準備に時間がかかり､３時間くらい費やすハメに。 夕方は銀座でパーティー。ニコンが銀座に新たにサービスセンターとサロンを開設したからだ。出席者の中にはＪＰＳの人も多くいて､久しぶりに会った人たちと話が弾んだ。ただ会員になっているだけだと知り合いも増えないが､３年間ＪＰＳ展の実行委員をやってたおかげでいろいろな人たちと知り合えた。この間仕事も断ったり苦労も多かったが､結果的に僕の財産になったような気がしている。

10月7日　土曜日　（曇り）

いつもの通り事務所で目を覚ます。ＪＲＰＳの会員名簿をつくり､一時帰宅。自宅では昨日撮影したデータの処理をして､再び事務所へ。ナカイと落ちあい､一緒に半蔵門のＪＣＩＩビルへ。そう､今日はＪＲＰＳ（日本鉄道写真作家協会)の総会なのだ。 この日は人事で劇的な変化があった。３年間会長を務めていた結解学氏が退き､代わりに猪井貴志氏が新会長として承認されたのだ。細かい経緯はともかくとして､新体制となったＪＲＰＳを､今後も皆さんよろしくお願いいたします。 夜は恒例の飲み会。久しぶりに会う会員も多く、いろいろと話し込み､結局午前様となる。