12月11日 日曜日 (曇りのち晴れ)

朝から曇り。やる気が起きないまま、徳島線は諦めて土讃線の琴平へ行く。こちらはなんとか日が射してはいた。JR、琴電と両琴平駅を撮影。やはり曇ってきたので、徳島線へ戻ることに。学駅を撮影し、沿線を走っているとコスモス畑を見つけた。これは逃してはならぬと気合を入れる。しかし最初のうちは曇ってばかりで、時間と列車ばかりが過ぎていく。1時間以上粘って、やっと晴れた写真をGETすることができた。
それから少しずつ天気が回復してきたので、吉野川と徳島線を大俯瞰する場所に移動した。風が強くもの凄く寒かったが、なんとか晴れた状態で撮影できた。そうなると昨日のサッカーのリベンジだ。高速を使い鮎喰川へ着いたのが、午後3時頃。見ると試合は終わりかけていて、もうわずかの人しか残っていなかった。活気は幾分ないもののそれなりには列車と撮影できたので、とりあえず良しとする。
吉野川SAハイウェイオアシスの温泉に入り、南国SAで眠ることに。







12月12日 月曜日 (晴れのち雪)

今日は良い天気だ。須崎湾から昇る朝日と一緒に、土佐新荘の鉄橋で撮影。その後安和へ。ここは土讃線と海が撮影できる有名なポイントだ。橋での撮影は曇ってしまったが、安和駅の俯瞰は2本目にして成功した。
次は斗賀野の峠での撮影だ。しかしここも列車が来るときには曇ってしまった。頭にきたので意地になり、予定を変えてずっと晴れるまで待ち、やっと1本成功。
それからは天気はみるみる下り坂。大歩危に行くと、雨がいつしか雪に変わった。こうなったら明日の雪に賭けるしかない。もうすっかり定宿になったハイウェイオアシス吉野川で風呂に入り、鍋を食べる。







12月13日 火曜日 (晴れのち雪)

読みがバッチリと当たり、大歩危は良い雪だ。今日は前回のような倒木もなく、列車は朝から動いている。撮影地は当然除雪されていないので、自分の車でラッセルしていく。実はまだスタッドレスタイヤにしていないのだが、ギアを4駆にしてどんどん登っていく。お陰で雪晴れの良い写真が写真が撮れた。
一通り撮影したので、土佐穴内はどうだろうと思い行って見る。しかしそちらは雪は全くない状態。結局この付近が雪の一番降り積もるところなのだろう。
土佐岩原付近で逆光の良いイメージを撮り、良い気分で高松空港へ。しかし夕方になり、途端にまた天気が悪くなった。実は今日またまた東京へ帰らなくてはいけないのだが、あまりに吹雪いてきたので坪尻駅を俯瞰することに。しっかしここのポイントも風の通り道なので、下から舞ってくる強風にあおられた雪が顔を叩く。髪の毛までカチンコチンに凍ってしまったが、まずは撮れたので大満足。
さて高松空港だ。搭乗締め切り5分前にギリギリ到着。ふ〜っ、ホントに危なかった。







12月14日 水曜日 (晴れ)

午前中は事務所で溜まっていた事務作業。久しぶりに事務所に行くと、やることが多い。資料や写真を集め、午後には新宿へ打ち合わせにいく。
夕方、以前からウチに入りたいという学生が事務所に遊びに来た。写真を見せてもらい、今後のことも含めていろいろとアドバイスをしてあげる。
夜は、とある会社の忘年会。当然その場だけでは物足りないので、そのあと2次会、3次会と続き、ふと気が付くと午前の3時。タクシーで事務所へ行き、寝袋に包まって眠る。







12月15日 木曜日 (晴れ)

今日はレイルマンの年賀状の撮影だ。毎年全社を挙げて真剣に取り組んでいる年賀状撮影だが、この日は都電を貸しきって行なわれた。
午後は、来年行われるJRPS写真展のパーティーの案内文を作成し、関係各位に発送する。M島事務所のイノイ氏も事務所に訪れ、手伝ってくれた。
夕方からカメラ雑誌を出している会社の忘年会。ここで変なカメラを使っている人に出会う。その人はアダプターをカメラボディのマウントに付け、マクロレンズを普段とは反対にカメラにくっつけていた。そこで僕が悪知恵を働かせ、同じカメラを持っている人からカメラを借り、逆につけたレンズの正規の側にカメラを装着する。すると思ったとおり、1本のレンズを介して2台のカメラがくっついてしまったではないか! ナカイと共に、ビックリである。







12月16日 金曜日 (晴れ)

先日修理に出していたカーナビが直ったらしい。2〜3週間掛かるといっていただけに、あまりの修理の早さにビックリする。早々にオートバックスに行き、修理品を受け取る。
午後は巣鴨で新企画の打ち合わせ。苦節3年の企画も、ここにきてようやく日の目を見れそうだ。事務所に帰り、雑誌の表紙用の写真をセレクトする。
夕方は車を置いている高松空港へ。そういえば今日初めて利用するが、羽田の第2ターミナルはもの凄くきれいだ。感動した。
ただこれによりモノレールもバスも第2ターミナルが始発となったため、JALを利用して東京に帰るときはすでにANAの利用客が乗ってきている。モノレールは第1ターミナルからはまず座って帰れないので、帰京時にはついついANAを利用したくなってしまう。







12月17日 土曜日 (曇り)

朝から曇、曇、曇。
仕方なく琴電琴平線をロケハンする。琴平付近をフラフラしていると、いつの間にやら雪が降ってきた。急いで峠を越えて阿波池田へ行くが、こちらは今までと違って雪がない。しようがないので土讃線の峠の高松側で撮影することに。しかしどんどん雪は降り方が弱くなり、ここでの撮影は不発に終わってしまった。
そのまま琴平線、長尾線のロケハンを続け、夕方は志度線へ行く。すると日が射し始めてきたので、夕暮れの海と志度線を撮影する。勢いに乗って屋島をバックにも夜間撮影をして、1日を終える。この日は何度目かのコインランドリーに行き、溜まった洗濯物と格闘する。