雨の中を疾走する新幹線のかっこいいシーンですが、やはり画面左にある架線柱が邪魔です。 新幹線は線路に寄れないので、架線柱を入れざるを得ないときもあるのですが、そのようなときこのように望遠レンズで撮ってしまうと目立ってしまいます。やむを得ず架線柱を入れて撮る場合は、望遠レンズは控えましょう。 この状況だと編成全部を入れるのは諦め、もっと顔だけアップにした方が良いでしょう。 |
編成写真の基本はベタ光で撮ることです。こちらの作品だと車両側面に光が当たっていませんので、画面左後ろから光が当たるようなもっと遅い時間帯に撮るなどしなければなりません。 あと編成写真はパンフレットや絵本で使えるように車両を切り抜けることが基本なので、このようにタイガーロープがある場所では撮らないのが鉄則です。 |
バッチリと流し撮りが決まり、疾走感であふれています。ただし構図に難がありました。 列車の位置が画面上下の真ん中にきています。列車は画面の下にあった方が落ち着いた構図になります。 |
総評 | 編成写真の件で言うと、作品2のようなフォルムはかっこよく撮れる場所も少ないのですが、やはりタイガーロープを入れて撮っても商売上使えませんし、側面が影でも商品としては成り立ちません。 アマだから、プロだからと関係なく、やはりクオリティは追求していかないと、ただ上手く撮れたからといって満足しているようでは写真は上達しないと思います。 みたところ技術はかなりお持ちのようなので、お互い切磋琢磨しながら、是非完璧な写真を目指していって欲しいと思います。 |