| 撮影時： ２０１５年２月４日 ６：００AM 撮影場所：羽越本線余目-西袋 雪の降る夜明け前の特急「いなほ」を狙ってみました。 夜の撮影では、構図、ピントを合わせや露出の決定に難渋しています。 |
| 夜明け前のイメージ写真ですが、さすがに暗すぎましたね。列車先頭部は踏切の明かりで見えていますが、そのほかは真っ暗で車体は写らず、窓明かりしか見えていません。これでは少々不自然で不気味な感じです。 例がなくて恐縮ですが、このような狙いをするのであれば、もっと時期をずらしてもう少し明るい頃に撮るか、もしくは場所を変えて空が明け始める頃の場所で撮影するかです。 さてご質問の構図等の件ですが、このままだと列車が画面の真ん中なので、カメラを上に振って空を多く入れた方が良いでしょう。 踏切を照らす照明があるでしょうから、この場所だとピントは踏切に合わせれば大丈夫です。露出ですが、このような真っ黒の空だとTTLよりも絞りめの方が良いですね。空が明けてくる頃であればTTL通りから明け気味くらいで問題ありません。 |
| 総評 | 寺田氏のこのような狙いは大変面白いと思います。ただしそのイメージを写真として具現化するためには、もっと空が明るくなってからの方が良いでしょう。 とするとこの「いなほ」をこの時期この場所で撮るのには無理があります。 同じ列車でも時期や場所を変えればもっと明るい条件で撮れるので、いまの条件にこだわらず、写真として表現できる状況や環境をこちらから見つけるようにしなければなりません。 |