庄山　氏の作品

作品１

桜満開の樽見鉄道の作品です。
桜の時期は良く花曇りといって、なかなか絵に描いたような青空が望めないのが現実です。こちらの作品も青空だったらと惜しむばかりです。しかし構図や露出その他については、全く問題ありません。きちんとした王道に沿った構図で、庄山さんの実力の程が伺える作品でした。

作品２

こちらも天気が今ひとつなのが気になります。やはりこういう天候ですとメリハリのない、立体感の出ない写真になりがちです。次回は是非晴天の日に狙ってみてください。
この作品も構図等に関しては何の問題もありません。
コンテナも全て埋まっていて、いわゆる歯抜けがないところも、庄山さまの運の良さ、つまりは実力でしょう。運も実力のうちですものね。

作品３

こちらはどうしたことでしょう？　今までの庄山さんらしくない構図になっていますね。
こういう場合でもやはり列車は画面の真ん中に置かない方が良いと思われます。画面の上か下に列車を持ってきたほうが、強調したいものが伝わると思います。

総評	ある程度庄山さまは基本ができている方だと、これらの作品を見て伺うことができます。風景写真は特に構図がその作品の良し悪しを左右します。その意味でも庄山さまは、安定した落ち着いた構図作りができていらっしゃるようです。これからもその基本を生かして、様々な作品作りにいそしんで行ってください。