須谷　真さんの作品


私は、普段は駅で形式写真を中心に撮影しており、ホームページに使用する目的で撮影するときはほとんどの場合、デジタルカメラ（OLYMPUS C-2500L）を使用していますが、作品目的で撮影するときはOLYMPUS OM-1に50mmか28mmの単焦点レンズを付け、RVPかRDP｢を使用しています。今回、上記のデジタルカメラで撮影した写真2点も送らせていただきました。ホームページで使用するときは、若干のトリミングや色調補正を加えることもありますが、この写真はノートリミングで色調補正もしていません。よろしければ、添削などしていただけると幸いです。

作品１

この「はるか」の写真は、おそらく阪和線の浅香駅のホームから撮影されたものだと思われます。電化区間で撮影する際に邪魔になる、架線のポールの処理の仕方も難なくクリアできていてすっきりとしていますし、光線状態の良い最適な時間帯を選び、列車の正面に架線の影が出ることなくとても奇麗に仕上げています。もうこれは編成写真のお手本とも言える写真です。すばらしいの一言に尽きます。

作品２

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駅で撮影された１６５系の形式写真です。形式写真はその車両の細部まで細かく描写する事を目的としているため、この日のような薄曇りの日を選んで撮影する事は大正解です。ただ駅の跨線橋でしょうか、一両目の側面のところに影が落ちて暗くなっています。また形式写真や編成写真を撮影する際には、車両が画面の下の方に来るように構図を構えなくてはいけません。この写真では車両が画面の真ん中にきてしまっています。赤線辺りが画面の底辺くらいに構図を取ると、もっと収まりが良くなると思います。

総評	須谷真さんはまだ高校生だそうですが、とてもしっかりとした構図で写真を撮っていますね。とくに「はるか」の写真はすばらしいと思います。ただし駅で撮影する際には、駅員さんやお客さんの邪魔にならないように気をつけてください。これからもこの調子でがんばって、どんどん良い作品を撮ってくださいね。