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SS 氏の作品
作品１
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はじめまして。普段は主に近所の江ノ電をデジカメで撮影しています。特にこの写真の様な冬の夕暮れは富士山も望めて最高の景色が望める所が魅力です。前置きが長くなってしまいましたが、まだ中学生なので親からもらった旧式のデジカメを使っているので設定等詳細は不明ですが見て頂けないでしょうか。 |
こんにちは この撮影をしているときは、さぞかし寒かったのではなかったでしょうか？ その甲斐あってこの作品からは夕暮れの雰囲気がとてもよく表現されています。後ろにそびえる富士山のほか、雲間から顔を出す月も良い感じですね。 夕暮れの雰囲気は大変いいのですが、構図にもう少し気を配るようにしてはいかがでしょうか？ 下図を参照してください。 |
上図は言わずと知れた日本の国旗「日の丸」です。 この国旗に例えられた構図が「日の丸構図」です。つまり画面の真ん中に撮りたいものがある構図のことを「日の丸構図」といいます。この構図が良くないとされる理由は、撮りたい対象物しか見ていないため主題が画面の真ん中にきてしまい、周りの風景などが中途半端になり構図全体がアンバランスになるということです。SSさんが今回撮られたこの作品も、江ノ電の車両が画面の真ん中にきているため「日の丸構図」と言わざるを得ません。 主題は下図のように、画面の対角線と縦に4等分した交点に持ってくると良いでしょう。 赤丸が主題を置く位置です。初めは下の2点のどちらかに主題を置くよう心がけると良い結果が得られるでしょう。真ん中に置くのは×です。 |
こちらの作品の場合は画面右のポールも入れないでレンズをもっと左上に向けると、バランスよくまとまったと思います。 |
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| 総評 | 普段この場所は皆さん昼間に撮影されるのですが、そこを敢えて夜撮影した榊さんの着眼点はすばらしいと思います。しかも宵の富士山が見えることを知っている上での撮影とお聞きし、その絵心には頭が下がる思いです。 そこでこれからは、画面の４隅全てに目を配らせて、どうすれば主題が画面の中で落ち着くか、ということを念頭に撮影されることをお勧めします。これが写真の、ある意味基本にもなりますので気をつけてがんばってください。応援しています。 |
