サナ五郎 氏の作品

作品1



撮影場所吹田駅
ISO感度 100
ホワイトバランス 曇り
撮影モード マニュアル(AF)
 
かなりしっかりとした構図で撮られています。構図自体は全く問題ありません。問題は露出とピントですね。このような曇天下ですと、カメラの露出計が空に影響されて露出アンダーになりがちです。曇りの時は線路で露出を計ると、ほぼ適正露出が出ると思います。
ピントですが、車両の2両目あたりにピークがきているようです。動く列車を撮るときは、あらかじめシャッターを押したい位置にピントを合わせておく「おきピン」という方法をお勧めします。おきピンする位置は、画面の1/3〜1/4の間くらいです。詳しくは下図を参考にしてください。




右向きの場合は画面右の黄色、左向きの場合は左の黄色がピントを合わせておく位置です。
















総評 まだお若いようですが、非常に構図も良くしっかりしています。年齢と作品の出来をみてビックリいたしました。
あとは露出やピントをカメラ任せではなく自分で合わせるようにすれば、思い通りの写真にもっと近づくと思います。
これからも頑張ってください。