Ｋｅｎ  氏の作品

出雲市−直江間の出雲市側の土手で撮った写真です。
このポイントは、鉄橋を渡るところを撮った写真が良く雑誌に載ります。
しかし、この日はチョット場所を移動して土手を数メートル降りたところで撮りました。
はじめてローアングルから撮ってみました。



編成写真としてはとても良くまとまっていると思います。
ただし構図に少々難点があります。編成写真の場合、基本的にメインとなる車両は画面の下に来た方が、全体として落ち着いた構図になります。下の図を参考にして見てください。
あとできればですが、伸びている草を多少刈った方が車両の足回りがはっきりと見えて良かったかもしれません。






　　　　　　



　　　

寸評 基本的にはきれいな編成写真だと思います。
車両を説明するにはこれで充分すぎるほどの写真ですが、Ｋｅｎさんはかなりの技術の持ち主なのでもう一歩踏み込んで批評させていただきます。ＫｅｎさんのＨＰのトップページに掲載されている「やくも」の写真ならばそんなに問題はありませんが、鉄道写真としては、出来れば気動車は非電化区間で撮影したいものです。ディーゼルカーはディーゼルカーという言葉がが定義している場所で撮影してあげたいものですね。
もちろんＫｅｎさんはそういうつもりでこの写真を撮影した訳ではないことは充分承知しており、批判するつもりは全くありません。
これからも巧みなテクニックを生かして傑作を撮り続けられることを期待しています。