千代田区飯田橋の事務所前にて

明日は山形でトロッコ列車「かぜっこ」号の撮影です。今日も大変忙しく、結局出発が夜になってしまいました。最近は歳をとったせいか、夜中走りっぱなしでいくと居眠り運転をしたり次の日とても眠くて眠くて大変です。ですので長距離を走る時は余裕を持って行きたいのですが、なかなかそのような時間が取れず今回も睡眠不足に悩まされそうです。

最近車のキャブレターの調子が悪いのでスバルに持っていくと、なんとエンジンのピストンが１つ動いていないとの診断結果が出ました。つまり４気筒のエンジンなのに１気筒死んでしまい、今は３気筒になってしまったということです。ま～ビックリ！　それでも一応車って走るのですね。しかしさすがにイッパイイッパイで、高速道路でも時速９０～８０ｋｍくらいしか出ません（ちなみに写真は７０ｋｍそこそこ）。急いでいる時には大変つらいです。

結局前夜は宇都宮の先の上河内ＳＡまでしかもたず、ここで仮眠をとる事にしました。
これから山形の寒河江まで約２６０ｋｍあまり。何とかして午前８時までに行かなくてはなりません。眠気を覚ますために顔を洗ってコーヒーを飲み、がんばって走りましょう。

何とか朝一番の「風っこ」に間に合い、こんなに気持ちの良い写真が撮れました。今回は雑誌の表紙もかねているので中判カメラのマミヤＲＺ６×７も持参し、３５ｍｍで撮ったこの写真の縦位置も撮ろうと狙っていました。
が、しかし・・・

寝不足のために頭が鈍っていたのでしょうか？
なんとシャッターボタンがロックの位置にあり、これでは何度シャッターを押してもシャッターが降りません。僕にしては珍しく天候にも恵まれたのにもかかわらず、６×７判では絶好のチャンスを撮りのがしてしまいました。

恒例のトホホです

走りを撮影後に某Ｋ済出版社のＲ女史と落ち合い、寒河江のサクランボ農園の撮影です。取材を終えてサクランボをたくさん食べた後、山形駅前で２人でお酒を飲みました。しかし恐るべきＲ女史。酒豪も酒豪で、焼酎のボトルを注文して飲んでいるとあっという間に酒が減るわ減るわ。こうなるともう２人とも大酔っ払い大会です。最後には訳がわかんなくなってしまいましたが、財布の中身も確実に減りまくってしまったのだけはちゃんと覚えています。

今日も車の中で睡眠です。車を寝場所の河川敷に止めて寝ようとしていると、どうもガソリン臭い気がしてなりません。おかしいなと思い、車の外に出て後ろに回ってみるともう大変！！！　　ディーゼル車でもないのにマフラーからなんと黒煙が出ているではありませんか！　　これもやはり１気筒動かなくなってしまった影響でしょうか？


天気が悪くなったのでやる気がなくなったためか、今日も朝一発目から大失敗。シャッターがタイムの位置にあったため、シャッターから手を放してもシャッター幕が閉じてくれません。気づいた時にはもう遅く、結局右上の写真のように、露出オーバーでマッチロケの写真になってしまいました。

トホホを通り越して『うぐぐ』（鳴咽の感じで）です。

ふと横を見るとどこかで見たことがあるような人が写真を撮っていました。この後ろ姿を見ただけでこの人が誰だか分かった人は、相当の鉄ですね。

そうです。
鉄道絵本の世界で有名な小賀野実さんです。
小賀野さんはご覧の通り、髪はもさもさでヒゲももじゃもじゃです。
小賀野さんを見るといつも不安になるのです。なにかがおかしい。
長年思っていた疑問が、この時ふと解けました。
この人は顔がさかさまになっているのではないだろうか？　と。

そう思って顔をさかさまにしてみました。
結果はご覧の通り、上の写真よりこちらの方がよっぽど普通っぽく、落ち着いてみることができます。
小賀野さん、やっぱり普段は顔がさかさまだったのですね。でも、どうして？

今回の経費
撮影した日数走った距離がそりん代こうそく代食費宿泊費	４にちかん９８０きろめーとる￥９，５４１－￥３５，６２０－￥１７，０５８－（うち￥１２，５６２がＲ女史との飲み代）￥０－