新幹線の編成写真は、速度が速い上撮影場所が限られているため、望遠レンズで撮影するのが一般的になっています。しかしそれでは新幹線の特徴である流線形がうまく描写できません。 そこで500系の15Mもある先頭部のノーズを表現するため、あえて他に類を見ない超広角レンズで撮影しました。 撮影データは、20mmF2.8   1/6400秒   ｆ2.8   RMS（ISO400）  です。 1枚切りで、もちろんノートリミングです。

このように真正面から狙うには１日に１回しか撮影チャンスがないであろうと思われる、５００系と７００系のすれ違いシーンです。 運がいいのか２日目でＧＥＴすることができました。 一見たいした事のないように見えますが、実は８４０ｍｍという超望遠で撮影しています。

本当のことを言えば、バックに夕陽が入ることを想定して待っていたのですが、日没の時間の方が少し早かったようです。 列車の時間が迫り、どうしようと迷いながら撮影自体を諦めかけたのですが、西の空が赤く染まっていたのでひょっとしたらと思い、露出をかなりアンダー目に設定して撮影しました。 結果は思い通りで、満足のいく写真になりました。