７月1日（晴れ）

今日は朝から大快晴！　朝は編成写真などを撮影し、午後は「つばめ」通し１：３のすれ違い写真に賭ける。　 しかし今日は暑い。昨日とは打って変わって風がないため、もう溶けるほどの熱さだ。この時期はトップライトで影の場所が少なく、もうヘロヘロになってしまった。 すれ違いの方はカスル程度のものは撮れたが、結局納得のいくものは撮れなかった。思い通りにはいかないものだ。 明日納品なので、夕方車を飛ばして博多へ舞い戻る。現像所クリエイトの夜間ボックスにフィルムを入れて、ホテルでゆっくり休むことに。

7月2日（曇りのち晴れ）

朝一に現像所のクリエイトに行き、テスト結果を確認し、本番指示をする。 現像が上がるまで2時間ほど暇になるので、博多港で海を見にいった。だんだん空も晴れてきて、いい感じになってきた。青い海にポカリと浮かぶ船を見ながらHPの更新をすることにする。 再び現像所でフィルムを受け取り、JR九州エージェンシーに納品に行く。無事一応の評価を受け、一安心する。もうあまりこんな無茶なオーダーは出さないようにと要請しておいた。 街ではどうやらお祭りムードが漂っている。そう、博多っ子の血が騒ぐ「山笠」が今日から始まるのだ。一目見ようとエージェンシーの人に今日の祭りの内容を尋ねるが、どうやら今日は山車は出ないらしい。山車を見ないとつまらないので、しぶしぶ新門司港へ車を走らせる。 本当は大分から久里浜へフェリーで一直線で帰りたかったのだが、以前撮影した「しらさぎ」の走行メインカットが伊吹山バックでは若干インパクトが弱いらしい。なので明日は北陸線をロケハンしながら東京へ帰ることにしよう。 とりあえずフェリーの食堂で長距離ドライバー用の氷をもらい、焼酎で乾杯をすることにする。

7月3日（曇り時々晴れ）

朝の大阪南港は小雨が降っていた。阪神高速から名神高速を走っていると、とんでもない輩が出現した。3輪バイクに二人乗りした集団が、高速道路をチンタラチンタラ走っているのである。おまけにノーヘル。おかげで名神は渋滞している。こんなやつらをどうして入れるのか、料金所の人間は一体何をやっているのだろうかと腹立たしくなる。 北陸道を小松インターで降り、明峰白山と北陸本線下り列車とが撮れる場所をロケハンしていく。小松〜明峰間で撮れる場所を何とか見つけるが、イマイチぴんと来ない。さらに南下しながらロケハンを続けるが、結局見つからずじまい。天気もさほど良くないので仕方なく東京に帰ることにした。これで正真正銘やっと家に帰れる。ホントひと月ぶりだ。 とりあえず「Kやぎ」でビールを飲んで、「Y路」へとハシゴする。