9月9日　日曜日　（晴れ）

自宅のサブパソコンだと画面が小さいので仕事がしづらい。なので事務所に行き、鉄道本２冊分の印刷用データを作成する。明日が締め切りなので、お酒も飲まずに徹底的にＤＰＰやフォトショップと向き合う。難しい状況下で撮影したデータや微妙な色合いが必要な列車のデータには、色見本としてプリントアウトしたものを加える。朝の９時から始めて終わったのが午後７時過ぎ。いあ〜、やっとこれで納品できる。 ただ定価がちょっと高く設定されているようだ。売れるかなぁ(+_+)

9月10日　月曜日　（曇りのち大雨）

朝7時。編集者と待ち合わせをして関越自動車道へ。渋川伊香保インターで降り、西へと向かう。今日はある財団の会員誌の撮影で、草津温泉へやってきた。久しぶりの草津なのだが、どうも天気が芳しくない。旅館や飲食店、西の河原湯などを撮影し、扉用に温泉街の撮影をする。しかしどうもいいシチュエーションが見つからず、絵作りに四苦八苦する。おまけに雨まで降ってきた。 夕方は熱の湯で湯揉みの様子を撮影するが、一般の人も湯揉みを体験できるとあって大人気。みんな楽しそうに湯揉みをしていた。 雨が降っているので、温泉街は絵にならない。代わりに湯畑のイメージ写真を夜に撮影する。湯気がモクモクと上がり、いい感じ。なんとか草津のイメージ写真として使えそうだ。 帰京途中は超豪雨。久しぶりの大雨に会い、運転も大変だった。結局夜10時帰宅。よく15時間も働いたものだ。いや、疲れましたわ。

9月11日　火曜日　（曇りのち雨）

午前中に川崎重工業本社で打ち合わせ。しかし高円寺駅の線路に人が立ち入ったということで、中央線が停まってしまった。しかもあろうことか名刺を忘れてしまった。途中御茶ノ水駅にクボタに持ってきてもらい、事なきを得る。ま、電車の遅れは回復せず、というわけでちょっぴり遅刻。申し訳ありませんでした、はい。でもいいお話が聞けてよかった。 自宅へ舞い戻り、今度は車で飯田橋へ。神楽坂「Ｙ」が雑誌に料理を載せるというので、その撮影に。夕方から都内はものすごい雨になり、警報まで出ていた。そういえば今日はアメリカ同時多発テロの日、つまりオイラの37回目の誕生日。やはり雨男は健在だ！

9月12日　水曜日　（曇りのち雨）

朝早くマツモトと下北沢で待ち合わせ、納品してもらう品物を受け渡す。しかし下北沢駅の通路ですごいポスターを見つけた。「レインマン」という舞台が始まるらしい。どうやらボクの半生を描いてくれたのかな？　主催のＴＢＳさん、ささやかな誕生プレゼントありがとさん。 最近は鉄道本のことにかかりきりだったので、だいぶ画像が溜まってしまった。なので今日は自宅で大画像処理大会となる。幸い天気も悪く、絶好のフォトショップ日和だった。

9月13日　木曜日　（曇り）

昨日に続き溜まっていた画像処理や整理などを行っていた。一つの５００ＧＢ外付けハードディスクの調子が悪い。いきなり中に入っているデータを認識しなくなってしまった。データ量はあるので中身を表示してないだけだと思い、いろいろ試していた。で、空の新しいフォルダをそのハードディスクに作った瞬間、悲劇がおこった。なんと中のデータが全て消えてしまったのだ・・・！　これには焦った。急いで復旧ソフトをかけるが、どうもうまくいかない。ハードディスクも頭の中も真っ白になってしまった。データのバックアップはほとんど取っているのだが、アホなことにそのハードにどんなデータが入っているかまではメモしていなかった。 結局ネットで調べ、アキバにあるデータ復旧会社に持っていくことに。いったいいくら取られるんだろうな〜

9月14日　金曜日　（晴れ）

カメラ雑誌からキヤノンＥＯＳ４０Ｄの作品を求められた。プレビュー記事ではなく、グラフ形式での掲載らしい。ボクは４０Ｄを持っていないので、キヤノンさんに貸してもらいに行く。ＪＲＰＳなどを含めいろいろな活動をした結果キヤノンの方々にもだいぶ顔を覚えてもらい、多少の無理も聞いてもらえるようになった。でもこの４０Ｄ、値段の割には優れたパフォーマンスを兼ね備えたカメラだ。渡辺謙に負けない写真を撮らなければ。 しかしこの時期ニコンも新たな２機種を発表した。ニコンＤ３と３００Ｄだが、こちらもまた凄いカメラだ。特にＤ３は、ニコン初のフルサイズデジカメ。これでやっとキヤノンに追いついたか、いや、もしかすると追い越したかもしれない。

9月15日　土曜日　（晴れ）

データが消えてしまったハードディスクを預けた会社から連絡が入る。料金は￥98000-だという。そんな大金とても払えない。でもデータが普及することがわかったので、できる限りゴネることに。こんな料金なんて定価があってないようなもんだ。そこで「半額くらいでないととてもとても払えない」と伝えると、上司と相談するといって一度電話を切った。その後再び連絡があり、「別のハードディスクにデータを移して、そのハードを付けて￥70000-ではどうですか？」ということだ。言ってみるもんだ。やはり最初は吹っかけてくるもんだ。いずれ別のハードディスクは必要になるので、その金額でＯＫする。実質半額だ。 とはいえ、とっても高くついたことは確か。皆さんも気をつけましょう。 今日は日本鉄道写真作家協会（ＪＲＰＳ）の理事会の日。理事会後はいつものメンバーで8時間も飲んでいた・・・(+_+)