8月1日　月曜日　（晴れ）

朝、新神戸駅に東京から来たクボタを迎えに行く。今日は垂水駅にある「キッズルーム」の撮影だ。保育士が子供を世話しているところを撮るのだが、何人もの子が全部良い表情やポーズをしているということは皆無に近いので、ついついシャッターを多く押してしまう。それから「ビエラ垂水」という商業施設を撮影。 午後は元町駅の高架下店舗の撮影だが、この時間では太陽が当たっていないので後日再撮することに。それから神戸駅で「キク像ＢＯＸ」を撮影する。予定だったのだが、どうやら「キク像」君がいなくなってしまったらしい。逃げた！？　仕方ないので隣の兵庫駅で撮影する。 最後は神戸にある「お客様センター」の撮影だ。お客様から掛かってくる電話に応対している係りの女性たちを撮影する。ふ〜、長かった一日もやっと終わった。

8月2日　火曜日　（晴れ時々曇り）

今日はクボタと別行動。僕は昨日撮れなかった元町駅高架下へ向かう。雲が湧いているので、天気は晴れたり曇ったり。新快速が通過中に晴れてくれていて、なおかつ人の流れも良い感じ、というこだわりを持って撮影していたので1時間半も掛かってしまった。途中ティッシュ配りの人たちがダンボール箱を持って来たり、なかなか苦労が耐えなかった。 それから新大阪の「ホテルヴィアイン」の外観の撮影だ。ここも何度か来ていたのだがいつも時間帯が悪く、撮影が延び延びになっていた。今日は光線状態はバッチリだ。勇んでいってみるが、そこにはトンでもない光景が広がっていた。なんと外壁工事をしていて、外観がすべてシートで覆われていたのだ！　これにはトホホを通り越して、うぐぐ　の心境だった。どうやら工事は11月まで続くらしい。 悔しいのでとっとと大阪もう一つの定宿、尼崎のあま湯ハウスに入り、クボタと飲みまくる。

8月3日　水曜日　（晴れ）

とりあえずクリエイトへ行き現像をチェック。その後ヨドバシカメラの飲食街でラーメンを食べる。が、大盛にした上に餃子も頼んだのがまずかった。なんだかクボタ共に気持ち悪くなってしまった。午後は別行動。クボタはアルク留学センターの撮影でミナミへ。僕はＴＰＣプロレンタルでカメラを借り、大阪駅と天王寺駅の撮影をする。 夕方クボタと合流し、姫路へ向かう。ホテル近くのスーパーで惣菜を買い込み、部屋で宴会を始める。というのも、今夜はサッカーワールドカップ予選の中国戦があったからだ。試合の方はというと、スタメン総入れ替えという荒業をしたジーコジャパンではあったが２対２の引き分け。おまけに最後の最後に追いつくといういつものパターン。こんなんでドイツに行っても大丈夫なのだろうか？

8月4日　木曜日　（晴れ）

姫路駅でJR九州エージェンシーのクライアントを拾い、網干にある総合車両所へ。ここで321系の試運転列車に乗り込み、電流のチェックシーンを撮影する。 それからパンタグラフの検査、床下機器の検査シーンなどを撮影。パンタグラフの意外な大きさに、ちょっとビックリ。しかし皆さん冷房のない暑い車庫内で作業されていて、本当に大変だなと思った。お疲れさまです。 午後は吹田の研修センターに行き、新入社員の講習風景の撮影をしてこの日は終了。 夕方は加古川のＮ氏と、姫路のお気にの店で語り合う。

8月5日　金曜日　（晴れのち曇り）

今日もＮ700系の試運転日。途中でヒマワリと山陽線を撮りつつ、前回のリベンジにと赤穂へ向かう。とりあえず500系をメインに2人で編成写真を撮る。しかし天気がイイのは良いのだが、なにせ暑すぎる。とにかく暑かった。時計に温度計が付いているのだが、それを見ると、なんとなんと４１℃を表示しているではないか！！　体感温度、よんじゅういちど！　そりゃ暑いわけだ。昼にクボタと別れ、僕は岡山駅へ。ここでＮ700系の入線シーンを撮影する。 今日はどうやら岡山はお祭りらしい。駅内外にと、浴衣姿の女の子たちがたくさんあふれていた。 それからクボタと合流し、新山口へと向かう。道中は僕はずっと、3日にクボタが撮影したデータの処理。ＲＯＭに焼きこみ、ギリギリの時間に新山口のヤマト運輸へ飛び込み、翌日午前中着の便で東京へ送る。 新山口といえば、いつもの「Ａ鳥」。明日の撮影の英気を養う。

8月6日　土曜日　（晴れのち曇りのち雨）

今日8月6日は原爆記念日。広島生まれの僕にとっては、ちょっと特別な日だ。8時15分のサイレンを聞きながら、黙祷する。 さて、それから「ＳＬやまぐち号」の撮影をする。途中、長門峡で読者の人に出会い、声を掛けてもらう。ありがたいことだ。 上りを撮る前に食事をしていると、とんでもない豪雨に見舞われる。もの凄い雨だ。しかしいわゆる夕立というやつで、30分経ってＳＬの通過する頃には太陽が射していた。走りをクボタが撮影していたので、僕はイメージ写真を撮る。300mmにテレを付け、超スローシャッターで流し撮り。まずまずの出来だった。早速連載している月カメに載せよう。