11月6日　日曜日　（曇りのち雨）

今日は鉄道Ｄイヤ情報別冊で、日光へ。早朝に新宿駅へ行き、編集者のＫ氏とライターのＭ本典久氏と落ち合う。 雨男のせいか、相変わらず天気は良くない。「やすらぎの日光」号に乗車し、一路栗橋へ。ＪＲと東武の連絡線を撮影する。一度幸手に行き、今度は一気に東武温泉駅へ。着いた頃、雨が降り始めてきた。やる気もなくなるって感じだ。 鬼怒川の温泉街や立ち寄りの温泉などを撮影し、ＪＲ日光駅へ。ライトアップの夜間撮影を済まし、日光金谷ホテルへ。ここはいつ来てもいい雰囲気を醸し出している。取材とはいえ、泊まれるのは嬉しい。ホテル内の撮影を８時過ぎに終え、その後はレストランでフレンチを楽しんだ。

11月7日　月曜日　（晴れ）

良かった。朝から晴れている。 ホテル外観を撮影し、日光の文化財なども撮影。僕ははじめて日光のを歩くのだが、それぞれに特徴や時代認識などが感じられ、なかなか良いもんだなと思った。 その後ＪＲ日光駅長のインタビュー。貴賓室にも入れさせていただき、撮影する。以前もここには入らせてもらったことがあるが、こじんまりとしているものの、気品と豪華さが感じられる。 東武日光駅内の撮影の後、スペーシアの同乗取材。スペーシアは私鉄には珍しく個室やサービスカウンターがあるので、とても良い。 春日部で下車してナカイと会う。そのまま二人で高田馬場へ打ち合わせに。

11月8日　火曜日　（曇りのち雨）

朝から事務所で駅弁を撮る。昨日の取材中に買った駅弁なのだが、東武日光駅には意外にたくさんの駅弁を売っていることに驚いた。駅弁というとどうもＪＲの駅を連想しがちだが、東武日光は２つの弁当屋さんが入っていて、それぞれかなりの種類の駅弁を売っていた。私鉄にしては珍しいと思う。 事務所に小田急電鉄のカレンダーが届いていた。来年のカレンダーだが、気に入った仕上がりになっている。鉄道会社のカレンダーでここまでイメージ写真で構成されているのは、大変珍しい。クライアントさんの柔軟な発想なくしては、ここまでできない。今年のカレンダーも、何かの雑誌でコメントが載っていたほどだ。 自宅に帰り、先日の足利の取材のデータの処理をする。九州のクライアントさんなのだが、明日着の宅配便に乗せるために一気に仕上げる。かなり肩が凝り、目が疲れた。

11月9日　水曜日　（晴れ）

朝、昨日納品した足利のデータが読み込めないと連絡があった。空のＲＯＭを渡したつもりはないのだが、どうも読み込めないらしい。急いで自宅に帰り、データをＤＶＤに焼き込み、もう一度宅配便で送る。 午後は新企画の打ち合わせのため、ナカイと共に高田馬場へ行く。カメラマンでは大御所のＨ田尚敬氏やＭ田昭俊氏も参加していた。春に発売することがすでに決まっていたのが、企画自体どうも準備不足のような気がならなかった。いったいどうなることやら・・・　　終わった後、ライターのＭ本さんと編プロのＩさんと共に、今企画の件で軽く打ち合わせ。

11月10日　木曜日　（曇りのち雨）

今週頭に取材した、日光のデータを処理する。８ギガ以上も撮影データがあるので、セレクトだけでもかなり大変だ。 午後は飯田橋で打ち合わせ。某ＲＪ社の紹介で、中国へのＳＬ撮影旅行の企画があるという。ナカイと共に参加し、楽しそうなので是非やることにした。 夕方になり、件の九州のクライアントさんから連絡があった、今日またＲＯＭが届いたが、昨日もらったＲＯＭで読み込めたのだという。容量が多いのでＤＶＤ-ＲＯＭを送っていたのだが、先方はどうやらＣＤ-ＲＯＭだと勘違いしてＣＤしか見ることができないパソコンでデータを開こうとしていたのだという。そりゃ見れないよ！　しかし編プロなのに、今どきＣＤしか見ることができないパソコンをよく使っているものだと、逆に感心する。まあ、一件落着で良かったといえば良かった。 夜はＹ山氏が来社。プロ鉄道カメラマンを目指しているらしい。いろいろと作品を見せてもらった。

11月11日　金曜日　（晴れ）

来年の冬に、日本鉄道写真作家協会（ＪＲＰＳ）で写真展を行う。朝、それに出す作品を加工し、プリントアウトする。 しかし左手の末端神経障害が、ほとんどよくなっていない。こんなにもよくならないと、さすがに心配になる。必要ないやと放っておいた処方箋を取り出し、薬局に薬をもらいに行く。こんなにも長引くと思っていなかった。不便なので一刻も早く治ってほしいものだ。 ＪＲＰＳの総会が明日なので、午後は会員、賛助会員らの名簿作りや、会計の書類作成に勤しんだ。

11月12日　土曜日　（晴れ）

ＪＲＰＳの総会の日。会の副会長と会計長を兼任している僕は、あらゆることに首を突っ込んでいる。この日は議長も務め、議事の進行も行った。 特に紛糾することもなく淡々と会は進み、いよいよ会計報告に。今まではいつも会計報告が問題になって会が荒れていたのだが、今回は僕が頑張って何日も前から準備をして万端で挑んだので、何の問題もなく終わった。 ＪＲＰＳはプロ鉄道カメラマンの団体で、毎年の相模鉄道写真展や２〜３年ごとの富士フォトでの写真展をはじめ、鉄道ダイヤ情報誌での連載が主な会の活動となっている。この日は新たな会員も増えた。今後も社会的に認知されるよう頑張って行きたい。