10月23日　日曜日　（曇りのち晴れのち曇り）

なんとか頑張って走りまくり、朝5時過ぎに予讃線大浦付近に到着。こんなに時間に追われて突っ走ったのは久しぶりだ。さすがにに疲れた。30分だけ仮眠する。 だが目を覚ましてみてビックリ！　曇っているではないか。なんでこんなに天気予報は当たらないんだ！　明日は３２１系の試運転を撮らなければいけないので、何とか今日リニューアル「しおかぜ」を撮っておかなければ締め切りに間に合わない。午後になって晴れてきたので今治付近で「しおかぜ」を待つ。が、列車が来てみてまたビックリ！　片方は古いままで後ろだけがリニューアルされた列車が来たではないか。泣きたくなったが気力を振り絞って逆行きの列車を待つ。すると今度も高松方がリニューアルされているものの、松山方は古い塗装のまんま。がっかしだ。トホホ。どうせなら全部塗装が終わってから走らせて下さいよ、ＪＲ四国さん・・・ この後はしばらくリニューアル車両は来ないので、夕飯の買い物をして時間を潰す。結局夕方から曇り始め、遭えなく流し撮りをするハメに。 なんと明日は午前中「しおかぜ」を撮って、午後は加古川で３２１系の撮影というタイトロープが決定してしまった。

10月24日　月曜日　（晴れ）

今日は昨日と違って、晴れて良い天気だ。朝一番に浅海〜大浦間でリニューアル「しおかぜ」を撮ろうと思い、みかん畑に。しかし晴れてはいてもこの時期だと、朝一は線路に日が当たらない事が判明。この次の列車を待っていると３２１系の撮影に間に合わないので急遽予定変更。一気に丸亀まで戻り、大浦で撮影する予定だった列車を迎え撃つ。ががががが、来た列車は高松方が古い塗装。時刻表にはちゃんと「リニューアル車両で運転」と書いてあるのに、どうしてどうしてこんな事態になっているのだ。その後、時間ギリギリまで待つが、とうとう曇ってきてしまった。結局フル編成のリニューアル「しおかぜ」は撮れないまま、仕方なく車を走らせる。 高松道、神戸淡路鳴門自動車道を駆け抜けて、なんとか１３時過ぎに加古川に到着した。３２１系は１４時過ぎに来るので、余裕充分だ。上り、下りと２本撮って無事終了。、こちらは完璧だった。 帰りに寄ったコンビニの看板にニャンコが眠っていた。そういえば今日はポカポカ陽気で、まさに小春日和だ。それゆえに午前中の失敗に悔いが残る。 夜はヤマケイの編集プロダクションで打ち合わせをする。

10月25日　火曜日　（晴れ）

朝、銀座に撮影に出かけていたところ、ヤマケイの編プロから連絡が入る。何かトラブルが発生したらしい。急いで家に戻り、パソコンを持ち出す。 今日もＪＲ西日本の会社案内の撮影だ。銀座に系列の飲食店があるので、そちらを撮りに行く。撮影を終え急いで事務所に戻り、朝聞いた緊急事態の回復のため九州のデータを加工して大日本印刷に納品する。 夕方、某ＲＪ社に打ち合わせに行く。それからは10月頭に乗った「かもめ」「ソニック」と先日乗った「出雲」の写真のチェックで目が充血する。

10月26日　水曜日　（雨）

午前中は小峰書店の絵本の写真をセレクトする。午後、真島事務所のイノイ氏が顔を出した。 その後必死に原稿を書く。月刊カメラマンの連載の最後の原稿だ。気がついて見るともう1年経ったのか。早いものだ。紙面の都合もあり言いたい事がすべて言えた訳ではなかったが、僕なりに頑張ったつもりだ。読者の人にうまく伝わっただろうか？　掲載写真をセレクトして、新橋へ向かう。 一年間のねぎらいを込めて、編集担当者のＩ氏と乾杯する。

10月27日　木曜日　（曇り）

朝早くから商工中金の画像処理を続けるが、終わらない。こればかりではなく、ヤマケイ九州の追加データの処理もしなければならない。飲んでばかりで仕事を溜めていたバチが当たったみたいだ。肩は凝るは目は疲れるは、散々だ。 なんとか九州の追加データはまとめて、大日本印刷へ。 夜は東京新聞カメラマンのＴ北氏と新宿の「Ｇ菜」で打ち合わせ。しかしふと後ろを見るとイノイ氏と富士フィルムのＴ村、Ｎ月両氏が飲んでいるではないか。そうとなったら「Ｇ菜」を早々に切り上げ、みんなで歌舞伎町へ消えていく。

10月28日　金曜日　（晴れ）

朝は携帯サイトの原稿を書く。それが終わると商工中金の画像処理の続き。 その後事務所に行き、いろいろと雑務をこなし、足早に常磐線藤代へ向かう。某ＲＪ社新年号の表紙の撮影のためだ。昼食を食べる時間がなかったので、コンビニでおにぎりとサンドイッチを買い、カメラをセットしつつ食べる。 しかし肝心の太陽がこの後雲に隠れてしまった。しかし何となく手ごたえがあったので、まずまず満足して東京へ帰る。 そして首都高の大渋滞を抜け、ヤマケイへ九州本の色校正に向かう。

10月29日　土曜日　（雨）

ヤマケイ九州の色校の続き。といってもデジタルコンセンサスなので、本当の色校ではない。なので細かい色の指示はしなかったのだが、これが後で痛い目を見ることになる。 編集者、ライター、デザイナー、僕を合わせて5人で校正をするが、みんなそれぞれ気付くところが違うので面白い。ま、それだからみんなで校正する意味があるのだが。 ６時を過ぎると夜の部の始まり。溜池山王近くの中華料理屋へみんなで行く。この日は編プロのＳ氏が舌好調！　普段いかにストレスを抱えているか（！？）が垣間見えたひと時だった。